公開日： ｜更新日：
世界中のセレブやファッション通から愛され続けてきたロロ・ピアーナ。その魅力の秘密とはいったいどんなものなのでしょうか。100年近い歴史を有するイタリアの名門テキスタイルメーカーの歴史や特徴、さらにロロ・ピアーナがこだわるスーツの種類についてご紹介します。
1924年、創業者であるピエトロ・ロロ・ピアーナの手によって立ち上げられたロロピアーナ。世界的にも希少なウールやカシミヤを厳選するヤーン（糸）を取り扱い、それらを用いて紡ぎ上げるテキスタイル（生地）のブランドとして知られています。その質の高さから世界中の名だたたる一流ブランドや高級スーツメーカーから信頼が厚く、高級生地の代名詞的な存在となっています。
生地が醸し出す高級な風合いと、袖を通したときに分かるしなやかな着心地を生み出すロロピアーナのスーツ生地。生地だけでなくヤーン（糸）の生産から一貫して自社で行っているため、このようなクオリティが常に保たれています。世界中でつくられている希少なウールやカシミヤを自社で一括大量購入し、その原材料を自社内で紡いで糸に仕上げ、そこから生地を織り上げるという手間と時間とコストをかけることで、この唯一無二のスーツ生地が生まれるのです。
ロロ・ピアーナではスーツ素材にマッチするさまざまな種類のテキスタイルをラインナップしています。その中でも有名なのが、季節を問わずに着用できる「フォーシーズンズ」というコレクション。スーパー130’sという超極細毛で織り上げることで、着用した時に美しいドレープと光沢感が生まれます。着心地は軽くその名の通り季節を気にせずに楽しめるのもこのフォーシーズンズの魅力といえるでしょう。
ほかにもロロ・ピアーナでは、ニュージーランド産のスーパーファインメリノウールを使用した「ジランダー」や、生地にストレッチ性を持たせ着心地を高めた「ムービング」、メリノウールにシルクを配合した「エレガンツァ」、スーパー150’sタスマニア産メリノウールを用いた「タスマニアン」、ロロ・ピアーナの中でもハイエンドなウールにこだわる「ウィッシュ」など、多くのコレクションをラインナップしています。
ロロ・ピアーナ（Loro Piana）の取り扱いは？
心斎橋のオーダースーツショップ紹介
